AD運用(広告運用)を行うアフィリエイター向けの、基本的なルールをまとめたガイドラインです。

広告運用を行う前に、一読していただけたらと思います。

広告運用の一般的な内容などに関しては、こちらをご確認ください。
⇒【ZETUMA公式】AD運用について

広告運用の内容や表現について

広告の内容(クリエイティブ、記事LP、媒体によっては商品LPの表現)が、各広告媒体(Google広告、Yahoo広告、各SNS広告、各アドネットワーク広告など)のガイドラインや規約に則る必要があります。

広告案件によっては個別の規定やルールが定められている場合もありますので、こちらも守る必要があります。
例:Google広告での出稿はOKでもSNS広告の出稿はNG、特定の文言や表記がNG、など

基本的には景品表示法や薬機法に定められている表現を遵守し、使用許諾を得ている画像や動画のみを使用する必要があります。

広告媒体ごとに使用可能な表現には差があり、審査内容が明文化されていない場合もありますが、基本的に以下のような内容はNGとなります。

広告の内容としてNGとされるもの

  • 内容およびその目的が不明確なもの
  • 内容に虚偽・不当・誇大表示があり、誤認・錯誤されるおそれのあるもの
  • 法律・条例・条約・規制に違反、もしくはそのおそれのあるもの
  • 公正・客観的な根拠無く最大級・絶対的表現を使用しているもの
  • 広告媒体の品位を損なうと判断されるもの
  • 公序良俗に反する表現と判断されるもの
  • 暴力・賭博・麻薬・売春などの犯罪を肯定・美化するもの
  • 醜悪・残酷・猟奇的な表現などで、不快感を与えるおそれのあるもの
  • アダルト商品、風俗店、風俗店情報の広告
  • 肌の露出が高い写真・イラストの入った、卑猥な表現を伴う広告
  • 青少年に有害な内容を含む広告
  • その他風紀を乱したり、犯罪を誘発するおそれのあるもの
  • 投機・射幸心を著しくあおるもの
  • 詐欺行為・不良商法とみなされるもの
  • 他人の名義・写真・肖像・商標・著作物などを許可無く利用したもの
  • 誹謗中傷・名誉毀損・業務妨害・またはプライバシーの侵害にあたるもの
  • 人種・信条・性別・職業・境遇などによる差別的な表現が含まれるもの
  • 医療・医薬品・化粧品において、効能・効果・性能などの表現が厚生労働省の承認した範囲を逸脱するもの
  • 非科学的または迷信に類し、ユーザーを混乱させる恐れのあるもの
  • 宗教信仰による布教活動・寄付金募集を目的とするもの
  • 未成年への飲酒、飲酒運転を助長するもの
  • 飲酒が健康や病気の治療に効果があるかのような表現があるもの
  • 過度の飲酒を正しい行為として描写したり、暴飲や飲み比べ競争の様子を描写してあるもの
  • 広告媒体が不適切と判断したもの
押さえておきたいポイント

●広告案件のガイドラインに従いましょう
●広告媒体のガイドラインに従いましょう
●法律など、守らないといけないルールは守りましょう

広告の審査について

広告出稿する時は、広告媒体ごとに、広告のクリエイティブと記事LP(商品LPも含まれる場合もあり)に審査があります。

審査基準は媒体ごとによって異なりますので、1つの媒体で審査に通っても、他の媒体で通らない場合もあります。

審査が緩い媒体の場合、景表法や薬機法に則っているかのチェックまで行われない時があります。

そのような媒体の場合、審査に通ったからと言って、広告が法的に問題のない内容かどうかは別問題となりますので、ご注意ください。
例:使用許諾のない画像を使っても、審査に通る媒体もあります。その場合、肖像権・著作権の侵害となる場合があります。

審査に通り、広告運用がスタートした後にでも、何らかの理由で出稿が停止となる場合もあります。

広告が審査に通らなかったり、運用中に停止した場合などは、広告媒体またはその代理店に直接問い合わせを行いましょう。

問い合わせを行ったとしても、審査担当ではなく、営業担当が対応してくれることになります。
営業担当のアドバイスに従っても、審査に通らない場合があることはあらかじめご承知おきください。

押さえておきたいポイント

●審査に通らない場合は問い合わせましょう
●審査に通っても各種ガイドラインは守りましょう

ガイドライン違反してしまうと

広告媒体、広告案件、それぞれが定めるガイドラインや規約に違反しても、何も良いことがありません。

広告媒体のガイドラインに違反すると、審査に通らない、または広告運用がストップすることになります。
媒体ごとに基準は異なりますが、重いガイドライン違反の場合、1つの広告が止まるだけでなく、アカウント自体が停止となることもあります。

案件のガイドラインや規約に違反すると、ASPから案件の利用が停止となります。
重い場合はASPから案件そのものがなくなります。

成約を取るためだけの過度な表現や、使用許諾を得ていない画像の使用など、重いガイドライン違反があると、例え成果が発生したとしても、遡って成果の認証が取り消される場合もあります。

使用許諾を得ていない芸能人画像を使い、さもその芸能人がテレビで紹介したかのように表現したり、厚生労働省の認可を得ていないのに、認可があると表記して訴求した広告が問題となり、全国ニュースで報道されたこともあります。

上記のものは極端な例ですが、表現、画像の使用に関してはご注意いただけたらと思います。

押さえておきたいポイント

●ガイドライン違反は厳しく対処されます
●意図せずガイドライン違反とならないようによく確認しましょう