アフィリエイトの報酬は1件で数千円になります。

だからと言って獲得することだけを考えてしまうと、トラブルが起きてしまう時があります。

アフィリエイトでの注意点

アフィリエイト広告は「購入したい・申し込みたいと思わせる内容になっているか」が重要です。

1件でも多く獲得したいところですが、どんな方法でも獲得すればよい、というわけではなく、ルールがあります。

利用する案件の「広告説明」には基本的なルールが記載されていますので、必ず確認しましょう。

ルールや規約は案件ごとによって異なります。

特定の文言を使ってはいけない、特定の芸能人について述べてはいけない、などのルールが決まっているものもあります。

細かく規定されている案件もあれば、あまり詳しく記載されていない案件もありますので、訴求方法で疑問があれば、ZETUMAにお問い合わせください。

ルールに則らないと…?

大半のアフィリエイターは健全に、ルールに則った訴求を行われていますが、一部のアフィリエイターは「購入させたい・申し込ませたい」を求めるあまり、意図せず過度な訴求内容になってしまったり、正確ではない情報(虚偽)の訴求を行ってしまう場合があります。

過剰な表現、虚偽の表現などの訴求内容はもちろんアウトです。

アウトとなってしまった場合のペナルティはいくつかありますが、軽いものから順に、

  • 注意・警告(訂正を求める連絡が来ます)
  • 提携解除(ZETUMA上でメディアが停止・削除されます)
  • 案件停止(ZETUMA上でその案件がなくなります)

となっています。

注意・警告

「注意・警告」の段階で訂正を求められた場合、すぐに対応すれば大きな問題になることはほとんどありません。

例えば、消費税が増税される前は「999円(税込)」の価格だったものを『1,000円で買える!』と訴求するのはもちろんOKですが、増税後に1,018円(税込)となった後も同じように『1,000円で買える』と訴求し続けてしまうと、アウトになってしまいます。

こういった場合は「注意・警告」を受けてしまうので、訂正を求められることになります。

求められた訂正に答えた場合、基本的には発生した成果が削除されることもありません。

注意・警告から「提携解除」と成果削除になった例はほとんどありません。

提携解除

「提携解除」となってしまった場合は、そのメディアがZETUMA上で使用できなくなります。

メディアが使用できないということは、広告タグが取得できなくなる、ということですので、アフィリエイトすることができなくなります。

また、提携解除になった場合は、それまで発生した成果も削除されてしまいます。

すなわち、ルールに則らずに獲得したとしても、結局すべてが削除されてしまう、ということになります。

「ルール違反でも獲得さえしてしまえばよい」とはならないので、ルール違反で訴求しても全く意味がありません。

一部の広告主は、ASP間でブラックリストを共有していますので、一度ブラックリスト入りしてしまうと、ASPを変えてもその広告が使えない、という状態になってしまう場合もあります。

案件停止

「案件停止」では、広告主がZETUMAから撤退してしまう状態となりますので、ペナルティを受けたアフィリエイターのみならず、全アフィリエイターに影響を及ぼすことになります。

案件がなくなる際に成果も削除となってしまいますし、過去の成果にも遡って削除される可能性もあります。

即時提携解除となったケース

意図しない形でアウトな訴求を行ってしまった場合は、「注意・警告」となる場合が多く、求められる訂正に応じれば、提携解除までは進みません。

しかし、広告主から悪質だと判断された場合は、即時提携解除もありえます。

これまでに悪質だと判断されたケースは、以下のようなものがあります。

  • 公式サイトだと誤認させる(公式サイトの模倣、「公式」と入れる、公式の住所や電話番号を記載する)
  • 許諾を得ていない芸能人等の画像の使用(損害賠償等に発展する可能性もあります)
  • 本人申込不可(自己アフィリ不可)な案件での本人申込
  • 出稿禁止媒体での出稿(AD運用の場合)
  • 「広告説明」や各広告のガイドラインに違反する訴求

上記の例は意識的に行われたものもあれば、無意識的に行ってしまったものもありますが、どちらの場合でっても、広告主が悪質だと判断したケースです。

アフィリエイトはルールを守って行いましょう!

これまでお伝えした通り、ルール違反をして成約数を多くとっても、意味はありませんし、それどころか自身の貴重な時間と労力の無駄になります。

また、自分だけでなく、他のアフィリエイターの活動を阻害することにもなります。

意識的にルール違反を行わない限り、大きなペナルティが出ることはありませんし、成果の出ているアフィリエイターのほとんどはルール違反を起こさずに収益を上げています。

まずは広告説明を読み、ルール違反とならない訴求を心がけましょう。